訳あって手持ちのノートPCと部品取り用ジャンクPCすべてを処分したのだが、最近になってノートPCが手元に入ってきた。
Dell Inspiron 11 3162 である。
何も考えずに譲ってもらったので仕様などは後から調べたらデルお得意の、というべきか多種多様である。
2016年発売ということだが、発売時のCPUはPentium N3700とCeleron N3050。
それがいつの間にか、その年の後半にはN3710とN3060になってる。
理由は不明だしはっきりした時期も不明。
性能的にはどんぐりの背比べでほぼ変わりなし。
部品の流通などの影響なのか?
さらにストレージもSSDやeMMCあり。
そこから2年後にはAMD版2機種も登場!
わけわからん。
ちなみに小生が入手したのはN3710でSSD搭載のものだった。
いずれにしても小生のように、最初からUbuntu利用としてはあまり影響はないようだ。
とは言ってもインストールには少々躓いた。
以下、インストール備忘録を兼ねて。
実は当初からデュアルブートを目論んでいた。
そこでまずWindows10のインストール。
メディアはMSから落とせるので問題なし。
事前にLinuxとのデュアルブートに関してなんとなく情報を得ていたが、問題なくインストールできるようである。
まずはBIOSでLegacyモードにて。
Winは難なくインストール出来た。
ライセンスも勝手に取得しているようで問題なし。
Xubuntuはというと、途中でインストールが失敗した。
Xubuntu以外にもZorinやらSparkyやらのインストールメディアを使ったがやはり失敗。
なんとなくどれも同じようなタイミングで失敗しているので、USBが駄目なのかと思いDVD-RWに焼き直したが変わりなし。
次にUEFIモードで、セキュアブートOFFでインストール。
Winは問題ないがやはりLinuxが入らない。
これも同じようなタイミングで失敗する。
文章で書くと簡単だが、ここまでで数日間かなりの試行錯誤している。
挫折。
しばし放置。
別件で調べごとをしているときに偶然発見したのだが、2つ目のOSを入れる際には「Windows10での設定を変える必要がある」とのこと。
BIOSばかりイジっていたので、まさかWin上の設定が原因だとは想像もつかなかった。
そもそもUEFIモードでインストール作業をするのは今回は初めてで、なにかを見落としているのではないかとは思っていた。
最近では「それ」が普通すぎて情報として出ていないのだろうか?
「それ」とは、Win上の設定で「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外すことである。
その設定は電源オプションの中にあり、非常に分かりづらかった。
今までの苦労はなんだったんだと思うほどスムーズに事が運んだ。
現在は非力CPUながらSSDの恩恵か、メインのPCより快適である。
ファンレスだしSSDだし、作動音は無音で膝上PCとしては満足している。
しかしながら11インチは年寄りの目には厳しいものがある。