Nexus7(2013)LTEを手に入れた。
もう10年も前の7インチタブレット。
実は以前、興味本位でカスタムROMを入れたりして色々試しすぎ、結局ぶっ壊してしまった経緯がある。
残骸が押入れの隅っこにあったのを引っ張り出してきて、今回貰ったタブレットを修理して(部品交換して)とりあえずまともに動くようにした。
Androidの最終バージョンは6.0.1。
今現在も更新され、LineageOS公式で18.1まで出てるとは大したもんだ。
今回はバージョンの違いを体感したく試してみた。
※Opengappsはいずれもpicoを選択。(nano以上だとerror70を吐く場合あり)
※領域リサイズは公式ガイドに則りflo-deb_clamor_repartitionを使用。
※PC側はWindows11を使用。
@公式18.1(20230622)
これは本体がdebxというファイル名で、リカバリを公式のものを使わなくてはインストールできない。
ちと面倒だが、ざっくりと仕組みがわかってさえいれば公式ガイド通りで問題なし。
で、肝心の使用感だがそれ以前に問題が2点。
ちなみにこの問題点は本体に異常がある可能性もあるので鵜呑みにせぬよう。
・問題点1:カメラアプリがない(別途アプリを入れてもカメラが使えない)
・問題点2:APN設定ができず
@非公式16.0(20230720)
リカバリはTWRP(以下バージョンも同様)を使用。
使用感はまあまあ、引っかかりはあるもののギリ普段使いができるかな、という印象。
問題点はなし。
カメラも使えるしAPN設定もできる。
なんちゃってダークモードもあり。(LineageOS側のダークテーマ)
ちなみにOpengappsのnanoと組み合わせた場合、LineageOSの初期設定画面で「OK google」を設定しなければ先に進めない。
@非公式17.1(20230721)
このバージョンは事前に「APNが設定できない」という情報を掴んでいたのだが、実際にこの目で見てやろうと入れてみた。
・・・うん、APN設定できないね(笑
使用感は非公式16.0とほぼ変わらず。
モバイルデータ(LTE)を使わないと割り切れば、むしろこっちのバージョンのほうがいいかも。
正式なダークモードも使えるし。
それ以外の問題点はなし。
@非公式18.1(20211210)
公式とは違い、こちらは従来どおりのdeb形式。
カメラも使えるしAPN設定もできる。
しかし、惜しいことに普段使いには到底むり。(あくまでも個人的主観)
もっさり感が精神衛生上よろしくないほどもっさりしている。
比較的新しいバージョンがいい!という人向けだろう。
しかし、なぜ公式版では問題がでる???
現在はとりあえず非公式17.1を使って様子見。
まあ、タブレットでSIMを使うなんて場面はナビを使うときだけだろう。
とにかく驚いたのは、先にも触れたが公式で18.1(Android11)があるということ。
非公式だと20(Android13)が出回っているということ。(執筆時)
10年前のタブレットですよ?奥さん。
[おまけ]
以前の記事、Atom LのLineageOS化だがストックへ戻した。
たまにネットでAtom L+カスタムROMを検索してみるものの、未だに明確な(安心できる)情報なし、ということで。